MOLSの家づくりプロセス

設計部の上本です。
今年は9月から10月にかけて、例年より多くのインターンシップ（就業体験）の学生さんが弊社の仕事を体験しに来社されました。

住宅の設計に興味のある学生さんも3名ほど応募があり、1週間のスケジュールで、モデルハウスの見学に始まり、施工中の現場を2ヶ所見学、並行して住宅の設計課題に取り組んでいただきました。
設計課題に取り組んでもらう前に、モデルハウスの空間を見てもらいMOLSのコンセプト「100年のときめき」を理解してもらうとともに、普段私たちがどのようにお客様の家づくりを進めているか、そのプロセスを詳しく説明しました。

そのときにふと思ったのが、
そういえばMOLSの計画、設計プロセスについては、HPにも具体的な説明がなく、プラン依頼があってからお客様ごとに個別にご説明しているケースが多い…この機会に家づくりを考えていらっしゃるHP来訪者の方へ向けてこれを発信したい、ということでした。

１）MOLS平成へのご来場～ヒアリングまで
MOLSの窓口は、HP、インスタ、WEB広告etc.　さまざまですが、まずMOLS平成にご来場いただき、コンクリート住宅の空間を体感していただくところから始まります。
MOLS平成をご覧になり、MOLSの家がほしいと思われ、敷地が決まっておられましたらプラン依頼となります（敷地を探しておられる方には、土地探しのお手伝いを行っております）。
プラン依頼をいただいたら、設計担当者がご要望のヒアリングを行う日時を設定します。
ヒアリングまでに時間がある場合は
法令チェック・現地調査・測量・地盤データ収集等の事前準備を行ってヒアリングにのぞみます。

２）ヒアリング～第1回プレゼン
ヒアリングでは、ヒアリングシートを用いて、お客様のライフスタイルやお好み、住宅に望んでおられるご要望等を細かくお尋ねします。
お客様自ら描かれた間取り図や、気に入っておられる建物の画像を持ってきて下さったり、MOLSの施工例写真を見ながらこれは好きだけど、こっちは…、とお好みを教えていただいたりする場合もあります。
ヒアリングシートと調査したデータをもとに図面を作成し、第1回プレゼンへと進みます。

３）仮契約に向けて～詳細設計へ
第1回プレゼンでは、提案書（図面・パース）とともに概算工事費を提出します。
第1回目ということで、まだまだ正確に積算した工事費をご提示することはできませんが図面、パースでご提示した間取り、面積、外観での概算見積として目安にしていただければと思っております。

図面、パースをもとにお打合せを数回重ね、おおむね間取りや外観を気に入っていただけるところまで来ましたら、積算を行い工事費を算出します。
初回プレゼンから見積提出まで、早いお客様で4ヶ月といったところです。
見積提出後も、ご予算との調整のため、数回、図面と見積の打合せを重ねていきます。
計画内容と見積金額にご納得がいただけた時点で仮契約に至り、そこから工事着工に向けて5～6ヶ月の詳細打合せ期間に入っていきます。

MOLSのお住まいは、すべて1棟1棟オリジナルデザインで、同じ建物、似た建物がありません。
お客様と設計担当者が理想の住まいの実現に向けて、共通の最終形を頭に描きながらすべての形や仕様、使い勝手のよい配置や高さ等を決定していきます。
非常に細やかで時間がかかるプロセスですが、お客様にはできるだけ時間的なご負担がかからないよう配慮して進めていきます。
このようにして、完成するMOLSの住まいはお引渡し後の満足度が高く、お客様からMOLSで建ててよかったとのお声をいただくことが、私共の日々の支えとなっております。

長文になってしまいましたが…以上、MOLSの家づくりプロセスでした。
MOLSのHP内でも、家づくりの流れをご紹介しておりますので、こちらもご参考ください→家づくりのながれ